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2024-04-20 16:18

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岩合光昭写真展「ねこ」

2016-04-29 15:13


 

「岩合光昭の世界ネコ歩き」の岩合さんの、ねこ写真がたくさん展示されている写真展へ行きました!
世界各国のねこが予想以上の枚数で飾られていました。ちょっとダヤンっぽいねことか!中には「フジカラーフィルム」「Kinkiブロマイド」「モー娘ブロマイド」「デジモンシール」など、「ああこれ私の子どもの頃くらいの写真なのかな?」と思えるような懐かしい風景も。場所だけの記載だったのですが、そんなところでも時代が知れて楽しかったり。
 
ねこ派の楽園でした(´▽`*)ポワワ
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映画『お嫁においで』(本多猪四郎・1966年)

2016-03-18 16:29

出演:加山雄三、内藤洋子、黒沢年男 ほか

加山雄三さんの曲「お嫁においで」をモチーフにした映画。
露木昌子はホテルの給仕として働いていた。出勤の折にエンジントラブルで車が止まっていた須山保・葉子兄妹を助ける。保はホテルで昌子と再会し惚れ込むのだが、時を同じくして昌子と出会った友人の兄・野呂も彼女に惚れており……。
劇中で加山雄三さんが三曲ほど歌っているシーンがあります。
「幸福とは?」というテーマが強い作品。恋に貴賎なしとまで言う保が、結局はその貴賎の差により昌子に選ばれなかった、見ている方としてはとても哀しみを感じるお話……私はラストシーンでちょっと泣いてしまいました。野呂さんよりも保さんがメインの話だったので、余計に哀しい感じ。見ながらいつの間にか保さんを応援していたからかな? 途中、本当に彼女がどちらを選ぶのか予想もつかなかった。そういう点でとても精巧に出来た話なのではないかなと思います。
ところで昌子の月給は手取りで1万8千円だそう。当時と今では4倍くらい物価に差があるというのは以前ネットで調べて知っていたのですが、それにしても低い気がします。パンプスを買うのが2回払いの1200円(600円ずつ)でも難しいと。昌子にとってはその金持ちとの差がもやもやするとか、腹立たしいとも言っていたので、このラストは昌子の性格によったきちんとした審判のようにも思えます。

マリメッコ展

2016-02-15 20:06


北欧のファッション・ブランド、マリメッコのマリメッコ展を見に行きました◎
1951年設立。展示は当時のドレスやデザインの下書き、デザイナーの写真や雑誌に掲載された記事など。50年代から70年代くらいのレトロなドレスや写真が見られて楽しかったです。
図録も購入したのでまたゆっくり堪能します。
マリメッコといえばこのケシ(ウニッコ)のデザイン。初期のモチーフらしく、いまも根強く愛されていますね。日本人デザイナーもいます。

映画『ヨコハマメリー』(中村高寛・2006年)

2016-02-03 19:43

出演:永登元次郎、五大路子、杉山義法 ほか

「〈ハマのメリー〉と呼ばれる老婆が横浜にいた。その昔、米兵相手の娼婦〈パンパン〉だったらしい。」その白いお顔は、塗っているのではなく、消しているのだという……。メリーさんについて、その関わる人々にインタビューしたドキュメンタリー映画。1995年12月18日、メリーさんは伊勢佐木町から姿を消した。
メリーさんだけでなく、インタビューしているひとりひとりにスポットをあてたような作品。逆に言うとメリーさんを描く、というよりは、人々が受けた印象を集めた、という感じです。そして、永登元次郎さんのドキュメンタリーにもなっているような。当時の写真と撮影時の街並みの違いが比較できたり、戦後占領期の様子が聞けたりと、そういう意味でも興味深く見ることができる。
そして映画のラスト5分、なんだか胸がいっぱいで涙ぐんでしまいました。とても気品があり美しかった。

映画『穴』(市川崑・1957年)

2016-02-01 16:13

キャスト:京マチ子、船越英二、山村聡 ほか

ある記事を書いたことがキッカケで文芸公論をクビになってしまった女性ジャーナリスト・北長子を主人公にした、コメディ?サスペンス映画。モノクロ。
長子は友人の赤羽スガに提案された「1か月間失踪して、見つけられたら懸賞金。誰にも見つからなければ懸賞金を貰い、そのルポを書く」という企画を売り込み、銀行から金を借りて潜伏を始めるが……。
作中で京マチ子さんが何度か変装するシーンがある。日本美人な京マチ子さんが美しくてこじゃれた女の人に変身するのも素敵ですね。女性主人公の活躍や警部のコミカルな描かれ方は50年以上経った今でも魅力的に感じました。